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Interview

配電グループ副班長後木主税

うしろぎ ちから / 41歳 / 滝川西高卒 / 2003年4月入社

管理技術者(土木施工、電気工事施工) / 第一級電気工事施工管理技士 / 第一級土木施工管理技師 / 第一種電気工事士 / 運転免許(中型)

体力的にも精神的にもラクな仕事ではないけれど、
まちのあちこちに「自分がやった思い出の現場」ができる。

今進めている電線の張り替え工事は、旭川全市に及ぶ大型物件。

配電はうちの会社のメインの仕事です。道路工事と同時に行うケースがふえていて、電柱を移動するような大きな工事を多く受注しています。穴を掘って新しい電柱を立てて電線を張ったあと、古い電柱と電線を撤去するという内容です。

また現在は、旭川市全体の古い電線を銅線タイプからアルミタイプに切り替える工事が進行中。この前は神楽岡の4~5kmを1カ月かけて行いました。住宅街だったり交通量が多かったり、気候や道幅などによって住人の方たちとの調整も出てきます。大きな物件は責任も重く工期の管理も厳しいですが、健康と体力づくりを意識しながら頑張っています。

現場は班単位で受け持ちます。各物件を管理するのが班長で、そこに作業メンバーが割り当てられます。1日毎に班編成が変わることもあるし、同じメンバーで数日動くことも。朝から夕方までは現場、戻って来たら片付けと翌日の準備です。班長は工法を考えたり書類も多く忙しそう。僕は副班長なので、明日は我が身です(笑)。

大きな現場が終わってきれいになると充実感があります。車で走っていると懐かしい現場もたくさんある。初めてやった現場などは通るたび感慨深いですね。長く続けてこられたのはその満足感に加えて、だんだんと仕事ができるようになっていく喜びがあるから。若い頃は、現場で実際に作業しながら教わるので記憶するのに必死でした(笑)。

前職は自衛隊。「途中でやめると負けた気になる」という芯の強さも。

電気はなくならない。つまり仕事もなくならない。

私は転職組なんですが、この仕事を選んだのは安定感が大きな理由。子どもたちのためにもしっかりした仕事に就きたかったんです。小学生の息子は、朝「行って来ます」というと「タ~ッチ!」と言って励ましてくれます。同僚とは子どもや家族のこともなんでも話しますね。休日は一緒に遊びに行くこともあります。

趣味はスノーボードと、小学1年から高校まで続けた剣道。剣道は息子が入った少年団から声を掛けられ、学校で指導しています。言われてみれば、剣道で身に付いた礼儀と集中力は仕事の役に立っているかも知れません。集中力はケガ防止にも繋がるので特に重要です。高い所で重いものを吊って作業をするし、ナイフも使う。何より相手が電気なので危険を伴います。作業中、たとえばこちら側から相手のいる方へ電気を送るときは、マメな声掛けがとても大事です。まず1日ケガなく終えることが毎日の目標ですね。

ベテラン勢の層が厚い会社なので、若者への期待は大きいです。まず、すぐに仕事を辞めないで、と伝えたいですね。僕は聞きやすい雰囲気づくりを心掛けているので、どんどん聞いてきてほしい。なんでも教えます。百聞は一見に如かずで、現場で「見せて教える」ようにしています。何か問題が起きても必ず助けるので、ひとりで悩むことはありません。この会社は上下関係はもちろんあるけれど、みんな親身になってくれるのがいいところなんです。

現場から戻ったら、現場の作業内容を確認したり明日からの準備に余念がありません。

インタビュー:2022年4月1日